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お笑い芸人の本を読んだ感想を書いています
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ホームレス中学生
麒麟・田村裕の子ども時代の話「ホームレス中学生」を読みました。

田村裕は1979年生まれなので、中学二年生のときは1993年。バブルも崩壊した後なので、そんなこともあるのかなあと思いながら読んだのですが、お母さんが癌で亡くなった直後に、お祖母さんも亡くなって、その上お父さんも癌が見つかって、、、と、本当に悪いタイミングで病が田村家を襲った上でのホームレス生活だったんですね。

お父さんを恨んでいない、という田村裕の言葉は、きれいごとではなく、確かにお父さんのせいにするには、お父さんも不幸すぎる。。。

この本は、やっぱり芸人さんの書いた本だから、面白おかしく書いているけど、実際には相当辛かったでしょうね。「明るく過ごして頑張る」なんていうより、「自分の状況を忘れるために明るくふるまうしかない」みたいな。

それに、周囲の助けてくれた大人たちがすごいと思います。たぶん、そういう手助けがあるくらい、その前からいいご近所付き合いをしていたんでしょうね。

あと、この本を読んだ人なら多くの人がチャレンジしようと思うんじゃないかと思うのが「味の向こう側」。御飯をずっと噛んでいると、最初甘いのが段々味がなくなって、なくなって、なくなって、、、、の後に、すごくおいしい味がするらしいんです。私もやってみたけど、噛んでいくうちに飲み込むというか溶けていってしまうので、そこまでたどり着けません。「味の向こう側」にたどり着くには、相当な訓練が必要ですよね(笑)。

本にも書いてある通り、お母さんの自慢の息子になれるよう、もっともっと田村裕が、そして麒麟が活躍するといいですね。


<参考>
ホームレス中学生
田村裕
大阪府立吹田高校出身有名人
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